1027-1029

10月27日、やっと標高250メートルの園地Yに通じる林道の土砂をカタして通行可能に。
10月28日、家の下の園地で草よけ。ここは県道沿いで、小さな川が流れているんだけど、こないだの台風で県道が1車線、舗装ごとごそっと流されちまって現在補修工事中。
10月29日、遠くからEM自然農法のエラい先生がいらっしゃって大研修会。まあEMで一番エラい某先生は某国の偉大な将軍様とサシトークできるお方ですが今日の先生はその方の一番弟子だとか。それはさておきさすがに研究畑ひとすじだけありまして一つ一つのお話が根拠のある話で面白かった。みかんが甘くなる仕組みとか甘くならない理由とか。なんでもね、土壌中の窒素(N)の働きだそうでありますよ。もともと土に入っていくときの窒素というのはアンモニア態なのだそうであります。それが根から吸収され、硝酸化成菌の働きによって硝酸態窒素に変わり、アミノ態窒素に変わる。そこで樹体が多大なエネルギーを消費して、アミノ酸を作り出して果実の栄養分とするらしいです。まあそんなふうに俺の耳は聞き取りました。で大事なことは、樹体にストレスを与えないためには同じ肥料でも、アンモニア態窒素で与えるよりも、はじめから良質のアミノ態窒素を含むものにしておくと吉、というお話。そうすれば樹勢が弱ったとしても、木がみずからアミノ酸を樹勢回復に集中してつぎ込みつつ、しかも果実の栄養分を削らずにすむ=味なしみかんを作らずにすむよという話でした。なんだかわからんが俺の耳はそんなふうに聞き取りました。
で専門的なお話を理解できない俺が専門的なサイトのお話を理解できるはずもないので、有機肥料について読みやすくまとめている農家さんのページ↓
ボカシ肥料(いちじくの志田ファーム) http://www2.tokai.or.jp/shida/FarmAssist/bokasi/bokasi.htm